REVERSE〜逆転〜 12/23
読んでいてくれる人がいるのってなんだか感動しますよね〜♪
師匠やみなさんがやっているキャラレス(キャラクターレス返し)をなんだかやってみたいので挑戦してみますね♪
▼RIDEさん
>はじめまして。
>RIDEと申すものです。
はじめましてです!感想ありがとうございます♪
>前スレから小説読ませていただきました。
>面白かったので感想を書きますね。
なんというありがたいお言葉ですね!ありがとうございます!
>アテネの死からはじまって、ハヤテを巡ってのいろいろな葛藤。
>特に、個人の死に対しての周囲の人々が抱く複雑な感情は、心を打たれました。
本編では軽いしか書いてませんが、いずれ何があったのかを� ��くつもりです。
今回はナギが主体の話ですね。
マリア「あれは……大変でした……」
ナギ「本当に予想外だったもんなぁ………」
>霊力関係に対する設定も、惹かれるものがあります。
………それに関することなのですが………
美鈴「今後、かなり崩れてしまう可能性がでてきてしまいました。」
麗美「だからRIDEさんが感じていたことと異なってしまい、違和感がでてしまう可能性がらあるわね」
それでも読んでいただけるなら光栄ですけどね!
>そして、記憶喪失となったハヤテの生活。
ハヤテ「正直、かなり大変です。」
>美鈴や麗美たちが転校してきた中、ハヤテの前にはナサク、ヒナギクの前にはアリスと名乗る者たちが。
>果たしてこのあとどうなるのでしょうか。
ナ サク(仮)「あれ?私の存在は……?」
美鈴「はぁ………なんでこのようなおバカさんに書けられた式を見破れなかったのでしょうか……」
ナサク「なんたって僕が創った式だからね〜♪」
いずれはプロフィールに追加する予定ですが、それまではバ○テスの工藤さんみたいな感じと思っていただけるとたすかります。
アリス「どうなるか……ね。そんなのわからないわよ、前回もそうだった………」
ヒナギク「…………?」
>更新、頑張ってください。
>では、失礼しました。
はい!ありがとうございました!
また読んでください♪
第4夜「天使と天神」
最初に現れた天使?が偽物で後から現れたナサク?が本物で、ナイフが空中でとまって………もうなにがなんだかわからない。
もう� �ヤテの思考は完全にフリーズしていた。なにがなんだかわからない。
だがそれは同時刻、ナサクとなにか共通点のある者、アリスがヒナギクの前にに現れ、桂雪路が前のパートナーだとかなんやらでこちらもまた珍しくフリーズしていた。
さすがにこのままでは話が進まないた思ったのかナサクは空中にボードみたいなものを構築して説明を開始した。
「まず、僕のことについて教えようかな♪僕は天界に住んでいる神だった者で、ちょっとした手違いでまた天使の分類に所属しちゃっているんだよね〜……あ、そういえば君は天界で起きていることを知らないんだったっけ。じゃあ天界のことを説明しておくよ。
*天界
それは地球上のどこかに存在するという場所で、草花咲き乱れ見たこともない虹色の蝶が当た� �前のように飛び交う場所。
天使と神が共存して暮らしている土地でもあり、天界のどこかに存在するという『神球の鏡』という神具で神は地上を覗いているらしい。
天使と神が共存しているのでたまにそれぞれの地位がいきなり入れ替わってしまう、これを神々は『逆転異変』と呼んでいる。
逆転異変により神の位についた天使は自らを『天神(てんし)』と名乗り、神の位なだけあって潜在能力を100%使えるため神でも倒すのが困難になってくるほどらしい。
もともと力の弱い神はそのまま天使になったり、天神がそのまま神になったりすることも珍しくはないという。
前回、逆転異変が起こったのは約10年前であり、そして今現在もまた逆転異変が起きており、こんな頻度で逆転異変がおこることは無いとされていたので 現在、天界の学者が知識を集結してなんとかつき止めようとしてはいるがいまだに成果はない。
…………という感じかな〜♪理解できたかな?」
「……まぁなんとか……つまりはナサクさんは神だったけど天使で、元の地位を取り戻すために僕の助力を借りにきた、ということですよね。でも解せませんね………どうして天神を天使に戻すという苦労をしてでも神でありたいんですか?」
鳥のどのような種類は、話すことができますか?
「うーん………それは僕の口からは言えないかなぁ…ゴメンね、どうしてもというなら美鈴から聞くといいよ。」
本当に申し訳ない表情で謝られてはさすがに何も反論できず、何か聞いてはいけない事だったのかと察知したハヤテはわかりました、と一言言い、沈黙にはいった。
〜生徒会室〜
「………というわけね。まぁヒナちゃんは賢いからもう理解できているようだけど……」
雪ちゃんはこれを理解するのに何回説明を求めてきたやら………と軽く心の中で毒づいたアリスであった。
だがそれと同時に感心もしており、この人がパートナーなら…とワクワクしている一面もあったりする。
天界とかに関しては完全� �理解できたヒナギクだったが、何か険しい表情をしている……なにか不可解な点でもあるかのように。
「そうね………でも、アリスの言う限りではその天神を倒せばもう逆転異変は終わりなんでしょう?だったら、私たち人間の助力なんて必要ないでしょ?そこを詳しく教えて欲しいかも。」
「………神様の力の強さってね、市民からの信仰が思いっきり影響してくるのよ。いくら逆転異変でも信仰の対象までは変わらない、つまりはその地位にいた天神が信仰を得るってことになるの。そうするともはや神だけの力じゃあ倒すなんてことはできない………だから私たち神はあなた達人間を頼りにするの。1+1が5にも10なるようにね。」
「なるほどね〜、まぁそれだったら協力してあげるわ。みたところ、どうしても天神から 神にはさせたくないようだしね。で、アリスはいったいどういう能力を持っているの?」
「(適応が早いわね……)そうね…一言で言うなら、世界を司る神……て言ったらあなたは理解できる?」
と、言ったその瞬間、生徒会室は爆発した。
何があったかなんて外部の人間にはわからない……だが、その光景を幼い風貌をした者は笑ってみていたのであった………
〜白皇の樹海〜
生徒会室が爆発したのと同時刻……それまで無言だったハヤテは何がに憑かれたかのように走りだした。
まだ記憶は完全に戻ってはいないが、それでも何か嫌な感じがしたらしく駆け出した。
ナサクと美鈴、麗美はハヤテを追うという形ではなく別の理由で駆け出し、何かの存在に気づいたかのように三人はアイコンタクトを交わす� ��
その後ナサクは急いでハヤテに追いつき、並走した。
ちなみに……ナサク(仮)は空を飛んで上空から状況をテレパシーでナサクに伝えていた。
「少年〜、ちょっと聞いてもらえるかな?。今さっき爆発した地点で霊力を感知したのことらしいんだけど……これって僕の見解だと別の天使による仕業だと思うんだよね」
「少年じゃなくてハヤテです!そして他の天使がなんで生徒会室を攻撃するんですか!?」
「僕が聞きたいくらいだよ。今までこんなことはなかったんだから……でもよかったね、生徒会室には誰もいなかったらしいし。」
「……… そうですか……?本当に誰もいなかったんですか?」
「正確には爆発した瞬間、転移した、と言った方が正しいね。痕跡からして………アリスが生徒会室にいたみたいだけど、おそらくパートナーごと転移させたんじゃないかな?」
生徒会室にいた人間……ハヤテにはある人物しか思い浮かばなかった。
それは伊澄から聞いていた、桃色の髪をした少女……桂ヒナギクを。
それがわかるとなんだら苛立ってきてしまった。彼女が自分にとってどういう人物なんてわからないが、何故か犯人に対しての怒りがこみ上げてきた。
「………ハヤテ君、とりあえず今は感情を抑えて。犯人なら…すでに僕の式にかかっているはずだから。」
「…………」
「その場所に今美鈴が向かっている、多分、発見したらすぐに� ��絡がくるから………今はそれよりも契約が先だよ。」
*契約
それは信仰を失った神が唯一、本来の力を発揮するために作られた式。
とりあえず生きているものであればなんとでも契約できるため、鳥と契約する神がいてもおかしくはない。
また、契約した人間は神の力の一端を使うことができるが神の力は人間の器に入りきらないため酷使することはできない。だが富士の民は無限の生命力を持っているため神の力を最大限使うことができる。
それは危険である場合、DOE parire犬は何をすべきか
「僕の力はたとえ人間が使ったとしても一発で死んでしまうようなもの……力の量だけが無駄に多いんだよ。だから僕はキミや美鈴のような富士の民しかパートナーを組めないんだよ……それでもハヤテ君は契約してくれる?」
それはまるで自分の力により不本意だが何人もの人間をころしてしまった眼だった。
ハヤテは性格上この神を放っておけなくなった。それどころか、こんなに苦しい思いをしている神は放っておけないと思っていたのであった。
だからこそ少しでも力になりたいと思ったのか、ハヤテは契約する意志を固めたのであった。
「……わかりました!でも契約ってどうやってしているんですか?」
「はぇ!?………あ、や〜……そう、キスしたら契約完了で、� ��ヤテ君にピッタリのアクセサリーが出てくるから……//」
「キ…………キス!?………わかりました。では……」
ハヤテとナサクはとまって互いに向き合い、そして口を近づけ……
「特に深い意味なんてないから!!///」
口をつけると眩い光が溢れだした。
光が収まると、ハヤテの首元には十字架のネックレスがかかっていた。どうやら、それが契約の証らしい。
気を取り直してナサクとハヤテは式にかかった天使とやらの様子を探るために駆け出した。
*白皇校舎屋上*
「いやー、さっきの爆発はたのしかったなぁ♪」
そこは白皇校舎屋上……
此処には一つの影が存在していた。幼い風貌をした金髪の少年で、身長はだいたい……165くないだろうか。
その少年は口元を歪め、爆発した光 景を愉快そうにみていた。例えるなら、楽しいオモチャを見つけた幼子のように。
「あら、随分愉快そうに笑っているじゃないの」
現れたのは日傘をさした青髪の小さい少女……麗美だ。
麗美は空中に浮かび、背中には天使とは違う別の羽が広がっていた。
「まぁね〜♪そういうキミも元気そうじゃないか♪」
「そうね……元気すぎてアンタを殺してしまいそうだわ!!」
感情を荒げ、麗美は空中に何かを書くように手を動かす。
すると現れたのが赤く輝く真紅な槍。
「貫式・スカーレットグングニル」
「ちょっ…いきなりそれぇぇぇぇぇ?!」
轟っ!!という音を立てて槍は放たれた。
地面を抉り、突き進んでいくグングニルを少年はバカみたいに叫びながらもギリギリのところで避� �る。
それに対して麗美も左で空中に何かを書いては右手で連続してグングニルを放る。
上がった砂煙が静まったころ、屋上はかなり抉られていた。麗美はやったか?というように顔を上げて少年がいた方向をみる。
すると少年は何食わぬ顔で立ってはいたが何発か掠ったのか服が何ヶ所か破けている。だが直撃はしていなかったようだ。
「うーん……服が破けたじゃないか、どうしてくれるんだ。」
「あら、じゃあスッパテンコーにした方がよかったかしら?」
※スッパテンコー=素っ裸
「いや…遠慮しておくよ。それよりも、久しぶりに再開したというのにいきなりグングニルはないかとおもうけどね……」
「っ………私をこんな体にしたアンタに今更なにをしようが勝手でしょ」
そう言った麗 美の顔は怒り一色だった。
普通の人なら即効で逃げていくであろうその表情の麗美を少年は鼻で笑う。
「ふーん……じゃあいいや。何かする予定だったけどなんだかキミに殺されそうだしね。じゃ、また会えるときを楽しみにしているよ♪」
そして少年は空中に何かを書き、消えた。
そしてその後、轟音に駆けつけた教師たちから麗美は尋問されるのであった………
様々な場所で様々な事が起きる。
駆けるハヤテとナサク。どこかに転移したヒナギクとアリス。少年と対峙した麗美。
運命は周りだす…………
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番外小説「迷路〜fromナギ」
それはハヤテがいなくなり、マリアを通じて三千院家の権力で地� ��上すべて、ハヤテがいる場所を探したが結局見つからなかったところがから始まる………
またいつものように朝がきた。
ハヤテがいなくなったことすら感じさせないくらいの……朝日がきた。
自分にとっていつもと変わらない朝……ナギの部屋に朝食を置いて、仕事をするという朝がまっていたはずだった……
「ナギー…朝ごはん…ここに…置いておき…ます……必ず…たべて…ください……」
どのようなトカゲは、モナコ周辺に合うようにその色を変更できますか?
見た目こそ代わってはいないが、マリアの衰弱もそろそろピークに達していた。
主に対する心配、不安……そして同じ従者であった綾崎ハヤテに対する心配……
それらによりマリアの精神はかなりボロボロだった。唯一救いなのが、肉体の衰弱がなかったことだった。
彼女もハヤテのことを少しばかり思っていたところもあった。しかしそれは恋愛とも違う、また別の意味で。
それゆえに精神衰弱だけで助かった。食事もとれる、睡眠もとれる……いきていく上での大切なことは全て満たしていた。
だが彼女の主である三千院ナギは違った。
勘違いからはじまったとしてもナギはハヤテに恋して� ��た。家族同然だった。自分を幾度も救ってくれた騎士様だった。
それゆえに想いは強かった。地球上の誰よりも、彼を愛していた。何もかもすてても、一緒にいたかった、暖かい存在だった……
そんな彼はもういない……帰ってくるという約束を破っていなくなってしまった。
どこを捜してもいないとわかってしまった。
悲しかった。苦しかった。絶望した。この世を呪いたかった。
けれども、そんなことを思っても彼はもう帰ってこない。
結果、彼女は心を閉ざしてしまった。硬い、堅い鍵をかけて……
何も感じなかった。くるしくなかった。悲しくなかった。
それは精神の衰弱に繋がり、肉体衰弱まで至ってしまった。
食事も睡眠も取る気がせず、気がむいたら寝、気がむいたら食べるという日� �になってしまった…
「ハヤテ………ハヤテ……はやて……」
壊れた人形のようにそれしか呟かなかった。
瞳には精気がなく、それはもう部屋に転がっている人形にしかすぎなかった。
今日もまた、マリアは食事をナギの所へと届ける。
普段ならみみを澄ませるとブツブツとなにかを呟く声が聞こえていた……しかし、今日は何も聞こえなかった。
急遽不安になり、部屋に進入した。しかしナギの姿は見えない……布団の上にはボロボロの執事服と、涙に、ぬれたベットシーツがあった……
そして、机の上にある一枚の紙切れ……悪い予感はしていたが、それが現実になってしまったことにさらに絶望を覚えた。
『サヨウナラ」
マリアはすぐさま駆け出した。
これ以上大切な人を失うわけにはいか ない、そう思いマリアは駆け出した。
しかし………いくら肉体は衰弱していなくてもその器に精神がついていかなかった……
救いたいのに体が動かない……マリアは駆け出してすぐ、床に倒れふしたのだった。
だがそこで終わるメイドではなかった。
ハヤテではない、ナギを助けることができる唯一の人達に連絡をすること………限界に近い体を動かし、彼女はケータイを握った。
三千院家敷地内・虹の麓
そこは三千院家敷地内……
かつては住んでいたこの敷地に少女はいた。
懐かしい反面、ハヤテがいた頃を思いてしまい悲しくなってしまう。
しかし、そんな気持ちともこれで別れることになる。解放されるのだ。
そしてここは三千院家の誇る土地である虹の麓。
かつてここで貴族が身投げし た土地であり、なんとその貴族が地面に落ちる前に虹となり天に昇っていったという伝説が残る土地だ。そして、富士の樹海に継ぐ自殺スポットだった。(三千院家が買取った)
そして今、小学生くらいの小さな金髪少女がまさに自殺しそうな顔で麓に立っていた。
「(もう私の生きる意味なんて………ないのだ、私はもうこの苦しみから解放されたい……でもハヤテを忘れることなんてできない……だから………サヨ「「ナギ!!」」……?)」
いきなり名前を呼ばれ、つい振り返ってしまったナギ。
そしてナギの視線の先には息を切らしたワタルと伊澄が立っていた。両方とも、走ったというのに顔が青ざめていた。
だがナギは何もなかったかのようにまた自殺しようと足を進める。
だがまたもや足を止める。なぜ なら、伊澄が抱きしめてまでして止めたから。これでは伊澄まで落ちてしまうと思ったから。
「ナギ………早まってはいけません……」
「………なんで止めるのだ……私はもう生きたくないのだ!ハヤテのいない世界など私はもう嫌なのだ!」
「大丈夫……あと少しすればいつもの日常に戻るから……」
「うるさいうるさいうるさい!そんな気休めの言葉などもう聞きたくない!だから離「お前がうるせぇんだよナギ!」……」
自分の好きな人が一生懸命説得しているのに、みんなハヤテがいなくなって悲しいのに、そんなことも関係ないみたいに自分の暴論を繰り出すナギについに堪忍袋の尾が切れてしまったのか声を荒げるワタル。
いつもこんな感じの彼だが今回のはなんだか違った。まるで魂の声みたいに聞こえた。故にだんまりとしてしまったのだ。
「ハヤテがいなくなって悲しくなるのはわかる。でもそれはみんな同じなんだ。みんなみんな苦しくて、悲しいんだ。確かにお前はハヤテの1番近くにいて、1番世話をしてもらった、だから人一倍悲しくはなる、それは俺にだってわかる。けどな、それだけじゃいけないんだ。乗り越えなきゃいけねぇんだよ。今、西沢が生徒会長を助けようとしている� �あいつはお前よりもずっと長い間ハヤテを想い続け、それでも今は他人を助けようとしているんだよ。」
「…………」
「そもそも俺達がナギが自殺しようとしているのをどうやって知ったと思う?教えてもらったんだよ、マリアさんからな。マリアさん、かなり心配していた、動かない体を必死に動かそうとしてまでナギを守りたかった………ナギはそれさえも捨てるのか?自殺ってのはそういうことなんだよ。恩を仇にして返すのと同じなんだよ……だから、自殺するんじゃねぇ……伊澄の顔、見たか…?泣いてんだろ、ナギが死んでほしくなくて泣いているんだよ。マリアさんも泣いていたよ……ハヤテが生きていたなら、ハヤテは自分の命なんてどうでもいいように助けにいくだろうな。…………それでもナギは自殺する� ��て言うのか……?」
ワタルが珍しく大人なことをいうではないか、と思うこともあったがなによりもここで死んだりしたら天国でハヤテになんと言われるか……それに、紫子などの両親からも怒られるだろう。
そう思ってくるとなんだか少し楽になったような感じがした、枷が外れたみたいになった。
まだ心残りはあるが、とりあえずここにいても仕方ないということから踵を返し、
「………ワタル、お前にしてはましなことを言うではないか………まぁ……………」
あまりにも小声だったので聞こえなかったが、何をいったのかは大方予想できた。
そしてナギは帰る、と一言いってムラサキノヤカタに帰ろうとする。
それに続いて伊澄も立ち上がり追いつこうとした………が、グシャ、という音と共に崖は 崩れてしまった。
伊澄は死を覚悟した。なんで東京にこんな崖があるなんて知らないが憶測6mくらいはある崖から落ちてはほとんど死ぬようなものだった。
「……………?」
しかし崖下まで落ちることはなく案外早く着地した。そして目を開けると目の前にはナギがいた。
………おかしかった。確かに自分は崖から落ちたはずだった……なのに、じっさいにはナギのすぐ近くにいる。
あたりを確認するとすぐに気がついた。ワタルがいないことに……だけどナギは何もなかったかのように帰ろうとしていた……
仮にワタルが瞬時に空中から伊澄を助けたとしたらそれはナギにも見えていただろう。なんせワタルはナギよりも外側に位置していたのだから。
だがそのナギが何も見ていない以上、何があったのか� ��んてわからないし、推測もできない。
結局、ワタルは帰ってこないままそれぞれの家へと帰った。
誰もワタルの行方は知らない……
番外編「迷路〜fromナギ」完
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…………なんかグダグダですねぇ……
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